Tech.job初参加!成果物発表会を開催しました

2025年9月24日(水)、Create.Group「成果物発表会」が開催しました。今回で第5回を数える本イベントは、各事業所に通うbiz.mateさんが日々の訓練や業務を通じて制作した成果物を発表する機会です。これまでの学びをまとめて形にし、他の参加者や支援員と共有することで、新しい気づきや次の学習への意欲につなげることを目的とし、将来の面接などで緊張しないようにするといった目的もあります。
今回は、今年3月に開所したTech.jobからも初めての参加があり、より幅広い分野の発表が揃いました。発表会では一人ひとりが自分の言葉で取り組みを説明し、またプレゼンテーションの内容も各自工夫されていました。

Pythonによる家計簿アプリ開発

ここからは、弊社を利用するbiz.mateさんによる発表です。最初に紹介されたのは、Pythonを用いた家計簿アプリの開発でした。シンプルでわかりやすいインターフェイスを意識して設計されており、誰でも使いやすいツールを目指して開発を進められているとのことです。
質疑応答では「今後どのような機能を追加したいか」やアプリのアピールポイントについて質問が出され、アプリを利用する人の視点に立った意見交換が行われました。

習慣化を支援するハビットトラッカー開発

最後の発表は、同じくWebアプリ開発に取り組むbiz.mateさんによる「ハビットトラッカー」でした。やりたいことや日々の目標を習慣化できるようサポートするアプリで、必要な機能をマインドマップで整理し、優先順位を決めながら計画的に開発を進めているとのことです。
複雑になりがちな機能をシンプルにまとめる工夫が紹介され、利用者にとって分かりやすく親しみやすいアプリを目指していることが伝わってきました。質疑応答では「今後追加を検討している機能」「開発途中での仕様変更への対応方法」など、実践的な質問が交わされ、会場全体で活発な議論が広がりました。

Webコーディングによるカフェサイト制作

最初の発表は、Webコーディングを学習しているbiz.mateさんによるカフェサイトの制作事例でした。デザインカンプをもとにトップページを構築し、スマートフォンからPCまで幅広い画面サイズに対応できるよう、レスポンシブデザインを意識して作業を進められたとのことです。

資料作成における効率化と品質向上

続いては、就労継続支援A型で実務に携わっているbiz.mateさんによる、PowerPointを使用したクライアント様の社内向け資料作成の発表でした。単に情報をまとめるだけでなく、レイアウトや配色に気を配り、読み手にとって理解しやすいデザインを心がけたとのことです。また、他のアプリケーションで画像や素材を作成し、それをPowerPointに取り込むことで、効率と品質の両立を図った点も紹介されました。
質疑応答では「業務としての資料作成で求められる納期の意識」や「修正依頼への対応方法」といった実務的な質問が出て、まさに仕事に直結したテーマで活発な意見交換が行われました。

ランディングページ制作における技術的工夫

次に発表されたのは、昨年9月からWebコーディングを学んでいるbiz.mateさんによるランディングページの制作でした。デザインカンプを参考に、JavaScriptを活用して画像を動的にリサイズする仕組みを実装したり、画面幅に応じてコンテンツの割合を変化させる工夫が紹介されました。これにより、スマートフォン、タブレット、PCといった多様な環境でも表示が崩れず、安定したデザインを意識されているとのことでした。
質疑応答では学習計画や学習期間について、また技術的な質問も寄せられ、技術と学習姿勢の両面で充実した議論が展開されました。

ターゲットを意識したバナーデザイン制作

4番目は、グラフィックデザインを学んでいるbiz.mateさんによるバナーデザインの発表です。テーマや目的に合わせたデザインの方向性を模索し、支援員からのフィードバックを的確に反映させながら完成度を高めていったとのことでした。特に、スマートフォンでの閲覧を意識した文字サイズや配色の工夫が紹介され、実際の使用シーンを想定した制作プロセスが印象的でした。
披露されたデザインは映画風の演出を取り入れたもので、見る人の目を引く独自の雰囲気がありました。質疑応答ではデザイン処理の参考や学習期間についても質問が寄せられました。

今回の発表会は、Tech.neoとTech.jobの合同開催となり、分野も内容もこれまで以上に多彩なラインナップとなりました。Webコーディング、デザイン、アプリ開発、業務実務など、さまざまな取り組みが披露され、一人ひとりの努力や成長が明確に感じられる時間となりました。

参加者にとっては、自身の学習を振り返るだけでなく、他の取り組みから刺激を受け、今後の学びへの意欲を新たにする場となったようです。次回以降もより一層充実した内容となることが期待されます。

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