緊張感で一杯一杯になっても、伝えることに夢中になって話した成果発表会。

7月30日(火)、biz.mateのみなさんを対象に、Zoomを活用した成果発表会を開催しました。本発表会は、各メンバーが自身の訓練での成果を発表し、スキルの向上と自己成長を目指す場としています。

なぜ成果発表会を開くのか

私たちが成果発表会を開く理由は、主に下記の3つです。

  1. 他者の成果を見ることで、興味関心の視野を広げる
  2. 他者がどんなツールを使いどのようなことを学んでいるのかを知る
  3. 訓練の中での学習についての情報を共有する

さらに、自分の成果を発表する経験を積むことで自信を育み、興味のある分野を深掘りする意欲を高めることも狙いとしています。

結果的に、プレゼンテーションスキルやコミュニケーションスキルの向上に繋がることを私たちも学びました。一人一人の発表の時間を決めることで、タイムマネジメント能力を磨くことも目指しました。データの整理やスライドを使って視覚的に表現するスキルを学び、情報を効果的に伝える力を育む時間となれば嬉しい限りです。

発表会の様子

発表会の中では、biz.mateのみなさんが積極的に意見交換をされているのが印象的でした。
プログラミングやグラフィックなど、発表者と同じ分野を学ばれている方が積極的に質問をされる場面もありました。

また、成果を実際に見ることで、そのクオリティの高さに驚く声もあがっています。
ほかにも、同じbiz.mateさんに技術習得にかかった時間などを質問し、自分の学習での不安を解消されていた方もいらっしゃいました。


普段、biz.mateさんは基本的には個人ごとに学習をされています。
そんな中、発表会を通して、普段離れて活動をしているメンバーとのコミュニケーションを図る場にもなったと思ってます。

登壇したみなさんの声

登壇者は4名のbiz.mateのみなさんです。

利用者のAさんの発表はDTP(パンフレットなど)と、WEBデザインについてで、Aさんの制作物は実際に弊社のホームページなどで使わせていただいています。特に素材選びに注力した点を強調されていました。

BさんはC#を用いたオセロゲームの制作過程を、ゲームを実際に動かすなどしての発表です。プログラミングの魅力を、「バグ修正の楽しい」と語られていたのが非常に印象的でした。

Cさんは模写コーディングを通じて実務に近い経験を積まれた方です。かなり具体的な想定のクライアントもイメージして作られたホームページは、「実際にこの会社があるのでは」と感じるほどでした。

Dさんは動画制作においてこだわった点や難しかった点をシェアしました。Dさんの動画も、Aさんの制作物と同様に弊社のホームページで仕様させていただくほど、非常にクオリティが高いです。

発表を通じて、皆さんが自己成長を実感し、自信を持って臨んでいたことが印象的でした。

発表会終了後には、「緊張した」と言いつつも、笑顔で振り返りを行う姿が頼もしく、支援員としても喜ばしい時間でした。

参加したみなさんの声

参加者からは、「先輩方の作品を見て、学習の方向性が見えた」「他の方が何をしているのか知れて貴重だった」との声が聞かれました。
また、「皆さんの成果のクオリティの高さに刺激を受けた」という方もいらっしゃいます。

疑応答の時間では、同じ分野を学ぶ者同士で技術的な意見交換も活発に行われ、登壇者と参加者の双方にとって有意義な時間となりました

このように、発表会は登壇者と参加者にとって貴重な学びと成長の機会となり、今後の成長に期待を感じる場となりました。

成果発表会のこれからの目標

将来的にはbiz.mateのみなさんの発表を、外部の方や弊事業所にご興味をお持ちいただいている企業の方々にも観ていただくような場面も作っていければと感じました。

さらに発展していけば、利用者のみなさんを企業の採用担当者の方から直接スカウトを行っていただくような発表会になれば嬉しいなと思っています。

biz.mateのみなさんの輝いている目と成果を観て、わたしたち支援員も頑張って活躍できる場の創造を行っていかなければいけないと、一段と身が引き締まる思いがします。

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